“SpecialEffect DevKit"は、ゲーム作品の身体的アクセシビリティをさらに良くできるように、私たち SpecialEffect が新たに生み出したゲーム開発者向けリソースです。

視聴時間: 4 分
ゲームプレイ: PEGI 3 - 18
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SpecialEffect DevKit は、SpecialEffect が提案するゲームデベロッパーのための新しいリソースであり、プレイヤーのための身体的アクセシビリティ改善の取り組みをサポートします。

身体的な障害を持つプレイヤーとの直接的な関わりを通した長年の経験をもとに、カスタマイズの適応コントローラを DevKit は構築しました。しかしながら、適応コントローラを使っていても、ゲーム内でプレイヤーが障壁に直面する可能性はあります。

プレイヤーごとのゲーム体験をカスタマイズ可能にする選択肢を提供することが、いかにこれらの障壁を乗り越える手助けとなるのかを、様々な動画を通して分かりやすく紹介します。

7つの主なトピックにわたり、ゲームのアクセシビリティを評価する際に基準となる身体的アクセシビリティの選択肢の多くを DevKit は網羅しています。これらのトピックは2種類にカテゴリー分けされます。「インプット」は、使用する入力デバイスを通してプレイヤーがどのようにプレイするかに焦点を当てます。「ゲームプレイ」は、プレイヤーの持つ装置に見合った難易度のレベルでプレイすることを可能にするために、ゲームプレイを変更する方法を探ります。

各トピックは複数のモジュールで構成されており、トピックの様々な側面に各モジュールで焦点を当てます。トピック全体を1つの動画で確認することもできれば、複数の短編動画を通して各モジュールを学ぶこともできます。

DevKit の展開する選択肢は、すべてのゲームに適用できるわけではありません。デベロッパー自身で自社のゲームと関連性の高い機能を特定し、ゲームが対応する各プラットフォームにおける実装とテストのベストプラクティスを判断していただく必要があります。

競争要素のあるマルチプレイヤーのゲーム環境において、これらの設定により生じる影響を考慮する必要もあります。

プレイヤーをサポートするための機能をゲームに実装した場合は、ストアページや更新情報などで利用可能な機能について紹介し、ゲームの適応性を購入前に知ることができるよう案内することをお勧めします。

SpecialEffect は、慈善事業として、標準的な入力デバイスの使用が困難または不可能な身体障害者のプレイヤーがビデオゲームを楽しくプレイできるようサポートを行います。

カスタムのハードウェア装置をプレイヤー用に開発するだけでなく、身体的アクセシビリティの選択肢や機能を提案することで、プレイヤーがより自由な形でゲームを楽しめるようサポートを行っています。このような設定は、特定のゲームのアクセシビリティのレベルに、時に大きな影響を及ぼします。

DevKit の構築における私達の目的は、SpecialEffect チームがプレイヤー達と直接関わる中で習得した専門的知識や経験をデベロッパーと共有することです。プレイヤー達が直面する障壁に対する理解だけでなく、サポートの選択肢に関する理解を深め、そのような選択肢を活用した革新的でアクセシブルなゲームとの関わり方の構築に向けたデベロッパーの取り組みを紹介する目的もあります。

詳細な説明を提供することで、ゲームにこれらの選択肢を実装した際に、それらがいかにプレイヤーのサポートとなり得るかを業界全体のデベロッパーに提案することが当社の狙いです。このリソースをデベロッパーが活用することで、世界中のプレイヤーのために身体的アクセシビリティの改善が継続的に進むことを願います。

既存のプロジェクトの開発における段階が変更の適用可能なフェーズを過ぎている場合でも、DevKit に含まれる情報が将来のプロジェクト計画に役立つことを願っています。

既存のゲームや将来のプロジェクトにおいて、身体的にアクセシブルな選択肢の適用を検討される場合は、SpecialEffect DevKit のサイトにアクセスして詳細をご覧ください。

ゲームが一部のプレイヤーにとってどれだけプレイしやすいかを評価するにあたって、この DevKit は運動アクセシビリティを7つ(+α)のトピックスに分け、検討できるオプションの大部分をカバーします。

トピックスは2つのカテゴリー、“入力”“ゲームプレイ”のどちらかに分類されます。前者はプレイヤーが入力デバイスを通してゲームとどのように触れ合うのかに焦点を置き、後者はプレイヤーが所持する環境下で適切な難易度でプレイできるように、ゲームプレイを調整する各種方法を見ていきます。

トピックス

  1. 1    入力デバイス
  2. 2    アクションの割り当て
  3. 3    入力に対する操作
  4. 4    アナログ操作の感度
  5. 5    情報
  6. 6    アシスタンス
  7. 7    簡素化