7.3    自動実行のデジタル アクション

特定のデジタルアクションを自動化できるようにします。

視聴時間: 4 分
ゲームプレイ: PEGI 3 - 18
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7.3    自動実行のデジタル アクション

特定のデジタルアクションを自動化できるようにします。

特定のアクションの実行に代替案が提供されている場合でも、アクションの数が多すぎて上手くゲームをプレイできないと感じるプレイヤーが中にはいます。こういった場合は、アクションの一部または全体を自動化することにより、プレイヤーに求めるアクション数を減らすことができます。これは、ゲームで求められる入力数の合計が減ることを意味します。

デジタルアクションを自動化する方法は数多くあり、その実装方法は各ゲームのアクションの種類により異なります。

『Mario Kart 8 Deluxe』で「オートアクセル」を有効にすると、ステアリングやアイテムの使用など、別のアクションに入力を使いながらアクセルをかけるのにも入力を使う必要がなくなります。

別のアクションに反応する形で実行されるように、デジタルアクションを自動化する方法もあります。プレイヤーが1つのアクションを実行すると、それに続いて自動的に別のアクションが実行されます。

『Outer Wilds』では、「ジェットパックブーストモード」を「自動」に設定すると、上に向かってジャンプする際に自動ブーストがかかります。これにより、2つの入力を同時操作する必要がなくなります。手動設定だと、ブーストに1つの入力を使い、上にジャンプするのに別の入力を使う必要があります。

デジタルアクションを自動化するもう1つの方法は、ゲーム内の特定のコンテクストにおいてのみアクションが自動化される設定をプレイヤーに提供することです。このようなコンテクストはさまざまな種類があるため、ゲームにより設定の詳細も異なります。

『Minecraft』で「自動ジャンプ」を有効にすると、ブロックに近づいた時にプレイヤーが自動的にジャンプし、手動でジャンプを実行しなくてもブロックに登ることができます。タッチを含む、サポートされている全入力方法で、この設定を利用できます。

同様に『FIFA』で「自動切り替え」を「自動」に設定すると、手動でプレイヤーを切り替える必要がなくなります。ディフェンスのどのタイミングでも、ボールに最も近いプレイヤーに自動で切り替えられます。

『The Last of Us Part II』では、特定のコンテクストにおいて多数のアクションを自動化できます。「移動アシスト」をオンにすると、特定のコンテクストにおいてアクションが自動的に実行されます。例えば、壁に近づいた際に自動的に登ったり、正しいタイミングでロープから飛び降りたり、馬に乗る際に自動的に障害物をよけたりします。

複雑な入力操作を要するアクションがゲームに含まれる場合、それらを上手く実行できるようアクションを自動化することにより、より幅広いプレイヤーによるゲームへのアクセスを可能にします。

『Spider Man』で「QTEの自動化」を有効にすると、素早く実施されるイベントが自動的に実行され、プレイヤーにとって難易度の高い入力操作を回避することが可能になります。これには、素早く実行する必要のあるボタンの連打操作などが含まれます。

このモジュールは「簡素化」の一部ですこのトピックに含まれる他のモジュールは SpecialEffect DevKit のサイトでご覧いただけます URL:specialeffectdevkit.info

ゲームクレジット

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