3.3 長押し (ホールド) 操作
アクションを実行するのに「長押し」操作が必要な場合、この操作に取って代わる別の選択肢を提供します。
字幕を表示する
3.3 長押し (ホールド) 操作
アクションを実行するのに「長押し」操作が必要な場合、この操作に取って代わる別の選択肢を提供します。
ゲームの中には、アクションの実行を継続するのに入力の長押しを必要とするものがあります。ポイント・アンド・クリック式のゲームでアイテムをドラッグする操作が例として挙げられます。この操作の代替案として、入力を1度押してアイテムを拾い、もう1度押してアイテムを手放す方法があります。
一人称または三人称シューティングゲームよっては、エイムアクションに同様の選択肢が提供されます。『The Last of Us Part II』では、「長押し」から「切り替え」にエイムアクションを変更できます。この設定では、ボタンを押すとエイムのオン・オフが切り替わります。
『The Last of Us』では、長押しの操作が必要なその他のアクションにも切り替えを代替案として適用できます。例えば、矢を放つ操作を長押しからタップに設定し直すことができます。この設定では、ボタンを1度押すと弓が引かれ、もう1度押すと矢が放たれます。
Nintendo Switch の『Hob』では、オブジェクトをつかむための操作の種類を変えることができます。「長押しでつかむ」オプションがオフに設定された状態では、長押しの操作を行う代わりにボタンを1度押すとオブジェクトをつかむことができ、もう1度押すと放すことができます。
入力の長押しの代わりに押すだけの操作を可能にすると、ゲーム内における動作にも影響する場合があります。『Ghost Recon Breakpoint』には、「自動で移動」と呼ばれるアクションがあり、スティックを一定方向に長押しする代わりに、前へ進むアクションの操作を切り替えで行うことができます。例えば、プレイヤーがこのアクションをアナログスティックの「上」に割り当てると、スティックを上方向に1度押せば移動のアクションがオンになり、もう1度押すとオフに切り替わります。代替案として、これをボタンを押す操作に割り当てることもできます。これにより、ゲームによってはスティック1本でのプレイが可能になります。
ラジアルメニューの操作が難しく感じるプレイヤーもいます。メニューを開いておくのにボタンの長押しが必要なためです。代替案として考えられる設定は、ボタンを1度押すとメニューが開き、もう1度押すとメニューが閉じるというものです。『Sea of Thieves』ではこの設定が採用されています。
多くの場合、アイテムの選択にはボタンを押しながら一定方向にスティックを長押しする操作が必要とされます。同時に複数の入力を使うことのできないプレイヤーにはこの操作は難易度が高くなるため、代替案の選択肢があると便利です。
『Sea of Thieves』には、スティックの直近の位置を記憶する設定があります。選択したいアイテムや武器を見つけたら、スティックを放し、ボタンを押して選択肢を確認できます。
このモジュールは「入力に対する操作」の一部ですこのトピックに含まれる他のモジュールは SpecialEffect DevKit のサイトでご覧いただけます URL:specialeffectdevkit.info
ゲームクレジット
- Broken Age (Doublefine Productions) – 00:17
- Hob (Runic Games + Panic Button / Perfect World Entertainment) – [01:12]
- Sea of Thieves (Rare / Microsoft Studios) – [01:59]
- The Last of Us Part II (Naughty Dog / Sony Interactive Entertainment) – [00:34]
- Tom Clancy's Ghost Recon Breakpoint (Ubisoft Paris / Ubisoft) – [01:33] [ ] = タイトル名を取り上げた箇所