4.2    内側デッドゾーン

プレイヤーの運動能力に合わせて、各入力の内側デッドゾーンを調整できるようにします。

視聴時間: 3 分
ゲームプレイ: PEGI 3 - 18
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4.2    内側デッドゾーン

プレイヤーの運動能力に合わせて、各入力の内側デッドゾーンを調整できるようにします。

内側デッドゾーンとは、アナログ入力の2つの異なる値の間にあるエリアを指します。この範囲内では、対応アクションが実行されません。このエリアを調整可能にすることで、アクションを開始するのに必要な入力の値の程度をプレイヤーは選択できます。

内側デッドゾーンを広げることで、無意識の身体動作により意図しないアクションが実行されるのを回避できるため、プレイヤーにとって便利な可能性があります。より低い入力値でアクションを開始したい場合、内側デッドゾーンを狭めることで全体的な身体動作を減らせるため、これもプレイヤーにとって便利な可能性があります。

『フォートナイト』でゲームパッドを使用する際は、青色で示されている通り、スティックのデッドゾーンを調整できます。右スティックのデッドゾーンが 0.50 に設定されている場合、中央と軸沿いの半分までのエリアにスティックが置かれている限り、操作が感知されることはなくカメラを動かすアクションは実行されません。このエリア外にスティックを動かした場合、アクションは通常通り実行されます。

『DiRT Rally 2.0』と『Rocket League』のどちらでも同様の設定が可能で、左スティックの内側デッドゾーンを調整できます。これにより、車のステアリングを開始するのにスティックをどの程度押す必要があるかが決まります。

『Battlefield V』では、スティックの感度調整だけでなく、トリガーの入力を調整する機能があります。右トリガーの内側デッドゾーンを調整することで、車にアクセルをかけ始めるのにトリガーをどの程度動かす必要があるのかを決めることができます。

内側デッドゾーンの調整は、デジタル入力をアナログ入力に割り当てることによりデジタルアクションにも適用できる可能性があります。『Battlefield V』では、武器で撃つデジタルアクションはトリガーのデッドゾーン設定を調整することで変更できます。この場合、一定の距離をトリガーが超えなければ、撃つアクションは実行されません。

プラットフォームの種類によっては、デッドゾーンのグローバル設定も行えます。「Xbox アクセサリー」アプリでは、Xbox Elite コントローラー向けにデッドゾーンの調整を行うことができます。ただし、個々のゲーム内でこのような調整を可能にすることで、コンテクストやアクションごとにデッドゾーンを調整できるようにすることも重要です。

このモジュールは「アナログ操作の感度」の一部ですこのトピックに含まれる他のモジュールは SpecialEffect DevKit のサイトでご覧いただけます URL:specialeffectdevkit.info

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