4.5    アクションの値

アクションの最大値と最小値を、可能な限りプレイヤー自身で設定できるようにします。

視聴時間: 4 分
ゲームプレイ: PEGI 3 - 18
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4.5    アクションの値

アクションの最大値と最小値を、可能な限りプレイヤー自身で設定できるようにします。

これまでに紹介した設定では、アクションの最大値と最小値を調整するオプションはなく、これら2つの値の間の入力に対する反応のみに焦点が当てられていました。

これはなぜかというと、アクションによっては最大値と最小値がすでに決められているためです。例えば、『Battlefield V』では走るアクションに対し最大値が設定されています。この値を超えると、ゲームにマイナスの影響が生じたり、競争や試合などにおいて特定のプレイヤーに有利な設定を可能にしてしまう怖れがあります。

ただし、カメラを動かすスピードなど、最大値と最小値の調整が可能なアクションの場合、その設定機能を提供することでコントロールの改善をプレイヤーに提供できます。

その方法として考えられるのは、特定の要素ごとにそれぞれの入力値におけるアクションの値を増やしてアクションの感度が全体的に高くなるようにするやり方です。

例えば、『Battlefield V』では、エイムの感度を調整できます。つまり、エイムを行う際のアナログスティックによるカメラの動作速度を設定できます。エイムの感度を直近の設定の 2.5 倍にすると、同じスティック操作に対する反応としてカメラの動くスピードが 2.5 倍の速さになります。

『DiRT Rally 2.0』でも同様に、ステアリングの感度を調整することで、曲がる時のスピードを最大限にまで変更できます。

『Gorogoa』では、ゲーム内でのカーソルの速度を調整できます。つまり、マウスを動かす速度、または、アナログスティックを動かす距離によって、カーソルの速度に対する感度の強弱が変わります。

このモジュールは「アナログ操作の感度」の一部ですこのトピックに含まれる他のモジュールは SpecialEffect DevKit のサイトでご覧いただけます URL:specialeffectdevkit.info

ゲームクレジット

  1. Battlefield V (EA DICE / Electronic Arts) – [00:29] / [01:05]
  2. DiRT Rally 2.0 (Codemasters) – [01:26]
  3. Fortnite (Epic Games) – 00:17
  4. Forza Horizon 4 (Playground Games / Microsoft Studios) – 00:21
  5. Gorogoa (Buried Signal / Annapurna Interactive) – [001:36]
  6. SUPERHOT (SUPERHOT Team) – 00:55

[ ] = タイトル名を取り上げた箇所

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